『自分がいなくてもうまくいく仕組み』の感想をば。

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久々の本レビュー。

普段はTOCとか経営哲学的な本が多いけど、
今日はChatWork(株)のCEOが書いたマネジメントノウハウ本(?)だ。
こう書くと、外部の人間ぽいけど曲がりなりにもChatWork(株)で社員をしている人のレビューですw
Chatworkの前身であるECStudioから含めると、かれこれ6年(か?)は働いてるんかな・・・

先に書いておくが、これは個人のクソ零細ブログなので、会社とは何の関係も無い。
なのでステマじゃない。よって、何でも書き放題w

まぁ、普段から言いたい放題だし特に蟠りはないんだが・・・。

とりま、本の目次はこんな感じ。

第1章 自分のコピーを作る
第2章 理念・ビジョンを共有する
第3章 スタッフとの心の距離を縮める
第4章 メールの時代は終わりました
第5章 自分を高める

しょっぱなから本題の内容に入ってますねえ。
1章で”何を変えるのか”を定義して問題提起、
その後それを実行するに当たっての障害を2,3,4章で解決する的なイメージでしょうか。
5章は山本敏行持論ですかね。僕もECstudio入社時から何度も話を聞いているので、”っぽい”としかw

ちょと思ったことだけ細かく書いておこうかな。

自分のコピーを作る

1章にこんなことが書いてあった。

「この仕事は自分しかできない」といった思い込みと同様に、「自分のコピーなど作れるわけがない」「できたらできたで自分の価値がなくなってしまう」といった思い込みもまずは捨て去ってしまいましょう。 山本敏行 (2013).『自分がいなくてもうまくいく仕組み』, 16

思い込みって、諸悪の根源なんすよね。
何かトラブルが起きたときに、その人自身を否定する人がいますが、
本来その人自身をではなくて、その人の”思い込み”が悪いって言うのをTOCfEで勉強しました。

参考
TOC:根幹となる基本的仮定からの説明

と、いうことでこの本で書いている「自分のコピーを作る」に対して「自分のコピーを作らない」という行動の対立をした時のことをクラウド(対立解消図)で書いてみよう。

「自分のコピーを作る」と「自分のコピーを作らない」の対立解消図

まぁ、、これに関しては答えははじめから見えてたけど。
簡単に上の図について言うと、二つの行動の要望を崩さないように仮定だけを疑うっていうツールだけど・・・
詳細はこっちでw
TOC for Education ではこんなことを学びました

こういうのを頭のいい人は瞬殺でやってしまうから、説明がぶっ飛ぶ。(ChatworkCEOのことを言ってるわけじゃないw)
結果として理解されにくい、あるいは納得感が薄れる。そうすると、行動への障壁になる。(なぜならば、人は納得感があるものに対して自発的に行動するからだ)
自己啓発本ですごいことを書いているのは分かるけど実行に移せないのは、こういうところからだろうと最近は思っている。

ああ、話それまくり
まいっかw

んまあ、2,3,4章に関しては、仕組み化の提案が主なので
本見たほうが面白いかなと思うしとくに書くことなし!
すんげ簡単に言うと、IT化や、制度の仕組化とかとかですw

自分を高める

5章は自己啓発チックな内容。
仕組みづくりはもちろん大事なんでしょうけど、仕組みづくりをするのはヒトですからね〜
いろいろ持論が書いてるんですが、6年近く会社に勤めていて個人的に印象に残ってるのはヤッパ
”原因自分論”についてかな。
これ、佐藤満さんってヒトが言ってたことだったんですねw
読んで初めて知った・・・

「あいつが悪いんだ」と考えた瞬間に、自分は楽にはなりますが脳は思考停止状態になり、自分の成長は止まってしまうのです。
山本敏行 (2013).『自分がいなくてもうまくいく仕組み』, 170

なんかこうやってみてみると、上の方にかいたヒトの思い込みがなんじゃーかんじゃー書いたことに似てるなw
文章の構成を考えないからこんな事になる(^_^;)
まぁ、ただこれってやっぱそうだなと思ったりするし、それだからTOCとかの考えも腑に落ちるのかもしれん。

うーん、なんだろう、今回の本レビュー、すごい書きづらい。
決して会社の事だからdisったらダメだからとかではなくて。。
たぶん、普段から言ってることだから新しい発見じゃなかったからなんかもな・・・
(よく言えば浸透しているということ!(・∀・))
なにかと発見があったビジョナリーカンパニー2の本レビューはすげえ気合入った記事だもんなw

まあ、あの気になったらどぞー(軽いw)